恋愛の相手選びは、周囲がとやかく言える部分ではないので、「本人がそれで幸せなら、いいのでは?」という意見もあるでしょう。
しかし実際には、女性側がそのように精神的に無理をした状態で、一生その相手と付き合っていくというのは、なかなかに困難なことです。男性側は、自分の面 倒を見てくれる女性を手放したくないため、エスカレートしていくと、身体・精神を暴力的に支配し始めることもあります。女性側も、内心では疑問を感じなが らも、彼からはどうしても離れられない、という状態に陥ってしまうことも。
物語では、ウェンディは結局ネバーランドを去り、現実世界に帰 りますが、「ウェンディ・ジレンマ」の状態から脱するには、同様に、ピーターパン男性と別れるのが、最良の選択です。しかしもう1つ、ティンカーベルタイ プの女性に変身する、という選択肢もあると言われています。
ティンカーベルタイプ、というのは適度に柔軟で、奔放さのある女性。何かトラ ブルがあっても、優先順位をつけることができ、解決しなくてもいい問題だと思えば、それを放っておくこともできます。なんでもかんでも、「自分が悪かった のかも」と反省したりはせず、「面倒だな、疲れるな」と思うことがあれば、気ままにプイっと飛んでいってしまうこともある。こうしたタイプの女性になれる のであれば、一生、夢見がちな男性と一緒にネバーランドで生きていくことも、さほど難しくないのかも!?
夢見がちな男性と生きるのは、楽 しい一面もあります。しかし、ウェンディのように真面目で責任感の強い性格だとしたら、一生、その男性とネバーランドにいることは、相当に大変なことか も。どんなに好きでも、「彼といると自分らしくいられない、無理をしてしまうかも」と気付いたときは、現実世界に戻る(=別れて地に足のついた男性を探 す)選択も、ぜひ考えてみて下さい。どうしても離れたくない、というのであれば、なかなか難しいかもしれませんが、考え方を変えて、「ティンカーベルタイ プになろう!」とトライしてみるのも1つの方法です……!
(外山ゆひら)
(参考文献:「カウンセラーが語るモラルハラスメント」 谷本恵美著 晶文社)
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